■ 10 引っ越し時期、理由はありますか?■

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ここから先は引っ越し時期・理由についてのあれこれを記載しています。

【いいえ】の方や、【はい】の方でご興味のある方はご覧下さい。

~ いつまでに引っ越しをしますか? ~

意外と大事なのが時期と理由です。理由については「勝手でしょ!」と思われるかもしれませんが重要なのでお付き合いください。

まず時期ですが、

いつまでにお引越しをしたいとお考えでしょうか?

その時期によってお部屋を探されるタイミングがありますのでそのお話です。

まず、現在のお住まいが賃貸物件の場合は、お部屋探しをされる前に今のお部屋の契約書をご確認下さい。

新居が決まったからといって好きなタイミングで退去はできません。多くの物件は退去の際は1ヵ月前予告ですが、2か月前予告の物件もあります。(少なくとも退去を伝えて契約が切れるまで1ヵ月はかかります。)また、解約時が日割り家賃の計算になるところとならないところでも違いますのでその点もチェックしてみて下さい。(例えば、1ヵ月前予告・日割り計算無しの場合、仮に2月中旬に退去を伝えると、3月末日で契約が終了する形になります。)

もう一つ、契約時に短期解約違約金の設定があるかどうか(重要事項説明書の最後、特約部分)によっても時期をかえる必要が出てくるかもしれません。

退去の流れは □ 08 退去するときどうすれば? □ で記載しています。

退去の時期によっては下でお話する新しい物件の契約開始日とタイミングがきく合わなくなることがありますので事前の確認は必要です。(退去と入居を同日に合わせることもできますが、もしもの時の為に1週間くらいは被らせて日程を組んだほうが良いかとは思います。)

次に新しい物件の契約開始日(入居日)についてですが、

基本的に即入居可の物件に申込をして審査OKがでたとすると、そこから2週間以内程度で契約開始日(家賃発生日)の設定を指定されるケースが多いです。

空き予定の物件に申込をする場合、退去からクリーニング期間を開けて最短の入居可能日から1~2週間くらいが多いかと思います。

家主へ交渉をして伸ばせたとしてもMax1ヵ月程度です(物件にもよりますが)。

審査期間が1日~1週間程度で出ますので、申込をした日から換算すると、2週間後~1ヵ月後の間には家賃発生してしまうことになります。

その点を踏まえ、ご自身の生活を始めたい時期から逆算してお部屋探しを始めるのがスマートです。(どういう物件があるのか、どんな相場感なのかという情報収集くらいは暇なときにされていても良いかとは思います。)

理由としては、入居の時期が決まっていて、例えばそれが3か月後の場合。すごく気に入る物件が見つかってもそこまで部屋を取っておいてもらうというのは不可能だからです。(大家さんもその間タダで空けているわけにはいかないですし、その間にもっと早く入れて借りたいという方がでる可能性があります。取っておいた挙句キャンセルというリスクを負う必要がありませんので。)

空き予定の物件で申込をする場合、契約も済ませてしまうのが一般的なので、部屋が見れるようになる前に契約まで進んでしまいます。もしその後、空室になり、室内を見て、やっぱり止めたとなった場合は通常の解約になってしまいます。

契約時にかかった初期費用(敷金・礼金・仲介手数料・火災保険等)の他、短期解約違約金の設定がある場合追加費用がかかり、それらの費用は戻りませんので無駄な出費となってしまいます。

通常解約の場合、解約予告の期間(1ヵ月前予告が多い)で契約が切れますので、少なく見ても1ヵ月分は家賃もかかってしまします。杓子定規な話をしていますので、実際には配慮してもらえる可能性もありますが、その場合はあくまで好意ですのでそれを前提で話を進めるのはしない方が良いです。

例を挙げると、学生さんの受験シーズンに多いお問い合わせですが、1月頃に4月入居の部屋を抑えられないか、というのがこのケースです。(物件によっては個別にこの条件でも大丈夫というものもあります。ただし、いい物件であるとは限りません。)

逆に、引っ越し時期は特に決まっていないという場合、繁忙期に探すか、オフシーズンに探すかですが、そもそも引っ越しが必要か?というところも考えた方が良いかもしれません。

繁忙期とオフシーズンについては、□ 06 繁忙期とオフシーズンって? □ こちらにメリット・デメリットをまとめています。この次の項目にも関わってきますので一度目を通して頂いた方がわかりやすいと思います。

次に理由についてですが、

引っ越しをお考えの場合、「転勤」「転職」「就職」「入学」「結婚」「同棲」「離婚」「独立」「現状不満」あたりの理由でほとんどの方が該当するのではないかと思います。

「転勤」「転職」「就職」「入学」の場合については、引っ越さなければならない明確な理由と時期があるので、その時期に合わせたお部屋探しの仕方で探しましょう。

「結婚」「同棲」「離婚」「独立」「現状不満」の場合については、時期が明確に決まっている場合とそうでない場合があります。

明確な場合は上同様にその時期に合わせた探し方をされれば良いでしょう。

「時期が未定でいいものがあれば」や「なんとなく引っ越ししようかなー」という状況でしたら一度、本当に引越しが必要かどうか考えて見てください。

引っ越しには多くのお金がかかります。先の項目で書きました通り、初期費用にしても、毎月の家賃にしても十万単位のお金を一時的に支払い、万単位のお金を継続して支払っていくことになります。引っ越しをしなくて済むならしないのが一番です。(不動産屋としてどうなのという感じですが。)

最後にも改めて記載しますが、基本的に完璧な物件はありません。どこかかしらここが少し残念だけど・・という点は出てきます。妥協できる点かどうか判断して決断をする必要は必ず出てきます。

併せて、時期や理由が明確な場合は、いずれにせよ決めなければならないというところで決断のハードルが下がり決断もしやすいですが、そうでない場合、その決断に付随する金額も大きいので悩みます。そうなってしまうと「これよりいいものでるかも」→「これよりも前に見たのの方がここはいいけどここはダメ」→「前のよりいいの出たけどもっといいものですかも」でループに陥ります。結婚相談所でいつまでも結婚できない人にありがちなあれです。

そうは言っても、引っ越しをしたい、しなければならないということでしたら、時期を仮にでも定めてみて下さい。個人的なオススメとしては、繁忙期は避けてオフシーズンに物件を見て決めるのが良いと思います。

物件数は繁忙期程頻繁に大量に出るわけではありませんが、実際の物件を見て決めたほうが納得して決断しやすい、費用面も安く収まりがちと状況に適しています。

もしも、探し始めて結局1年経ったということでしたら、おそらく今後も引っ越せないのでやめてしまった方がいいです。(繁忙期とオフシーズンは繰り返すので突然好条件の物件が顕れることはございません。そうなってしまったら切り替えて、自分で建てるしかありませんので貯金を始めて下さい。)

次は ■ 11 最後に ■ です。