▲ 6 いつまでに買うか ▲

いつまでに買うか

家の購入されている方は、とりあえず探してみようか、という方が多いです。

探し始めはまずそこからでいいと思います。

ただ、実際に本気で買おうとなった場合には、いつまでにというのは決めた方が良いです。高額で多くの場合数十年の支払いになる買い物なのでいろいろ慎重にいいものを吟味して購入したいと思われるかもしれませんが、吟味しすぎていくと結局購入できなくなります。

経験上、希望条件に優先順位をつけて、7~80%くらいいいと思うものがあれば話は進めた方が良いと思います。仮に見送って次に優先順位の高い条件を満たす物件がでてくるのがいつか、はたまた出てくるのかはかなり不透明です。

大きな買い物なだけ理想を追求される方も多いですが、100%これしかないと思えるものはまずありません。駅まで近くて、安くて、広いみたいなものには結局なにかあります。

なのでむしろ、最初に惜しいなと思ったものより新しく出てくる物件が良いとは限らないですし、大概あそこはいいけどここはダメ、というような物件です。いろいろな物件の記憶が蓄積されていくと、どんどん希望と理想が高くなって決断に至れなくなり、家を買えなくなってしまいます。

いつまでにというのが決まっていれば、踏ん切りがつきやすくなります。

意外と思われるかもしれませんが、不動産屋に行った当日や1~2回の案内で物件を決める方が実は多いです。

なので家を探す場合、こういうものが欲しいという現実的なラインの把握と購入時期、いいものがあったら買うという心の準備だけは念のためしておいたほうが良いです。

いつまでにを決めるのはどうすればいいか、という話ですが、買おうかなと思ったその時が買い時です。大きな買い物で決断が必要なので買おうという意思が固いときに動いた方がスムーズです。

また、多くの方が住宅ローンを組んでの購入になると思うので、その場合も年齢の兼ね合いもあり若いうちに購入する方が将来的にもちょうど良いです。(高齢での住宅ローンの返済は厳しい、金融機関の融資年齢制限、賃貸での家賃支払い、団信への加入で保険にもなる等が理由です。詳しくは△ 住宅ローンの記載 △をご参照ください。

お子さんのことを考えて、小学校へ上がるタイミングを最終期限に設ける方も多いです。小学校入学時点でお引越しができていれば、環境を変えずに子育てができるのでちょうど良いです。(注文住宅を建築する場合は、完成時期も見越して期限を決める必要があります)

それでは次は▲ さいごに ▲ です。

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